今回はジブリの数ある名作の中から管理人の大好きな「耳をすませば」をご紹介します。
見たことのある方が多いかと思いますが、最後までお付き合いくださると嬉しいです。
映画「耳をすませば」のあらすじ
主人公は読書が大好きな中学3年生の女の子・月島雫。
雫は図書館で借りた本の読書カードの中に「天沢聖司」という名前をいくつも見かける。
どの本も自分より先に読んでいる「天沢聖司」に、雫はどんな人なんだろう・・・?と思いをはせる。
夏休み、依頼されていた「カントリーロード」の訳詞を学校で夕子に見せるが自分では納得のいかない雫。
ふざけて作った替え歌の歌詞も見て、二人は笑いあって学校を後にした。
しかし雫はその歌詞をはさんでいた本を学校に置き忘れたことに気づく。
あわてて戻ると、さっきまで自分たちがいたベンチに男子生徒が。
彼は雫が遊び半分で作った「コンクリートロード」の歌詞をバカにしたのだ。
「耳をすませば」の作品情報
原作 | 柊あおい |
製作プロデューサー・ 脚本・絵コンテ | 宮崎駿 |
監督 | 近藤喜文 |
プロデューサー | 鈴木敏夫 |
音楽 | 野見祐二 |
主題歌 | 本名陽子 |
上映時間 | 約111分 |
配給 | 東宝 |
公開日 | 1995.7.15(土) |
「耳をすませば」の登場人物とキャスト
登場人物 | キャスト |
---|---|
月島雫 | 本名陽子 |
天沢聖司 | 高橋一生 |
月島靖也(雫の父) | 立花隆 |
月島 朝子(雫の母) | 室井 滋 |
バロン | 露口茂 |
西司朗(地球屋主人) | 小林桂樹 |
「耳をすませば」を視聴できる動画配信サイト
「耳をすませば」を視聴できる動画配信サイトは残念ながらありません。
そのため視聴する方法は以下の3つです。
- DVDやBDを買う
- DVDやBDをレンタル
- 地上波での放送を待つ
すぐに見たい方はDVDを手に入れてくださいね!
ネタバレ注意!「耳をすませば」の感想
セリフも言えちゃうほど大好きな「耳をすませば」。
中でも好きなシーンをピックアップしてお伝えしますね!
まずは雫の書いたコンクリートロードの詞が聖司に読まれてしまうシーン。
自分がふざけて書いた詞。見られたら多くの人が恥ずかしさに身もだえるでしょう。ここの怒りは恥ずかしさからくる怒りなのだと思います。勝手に読まれたうえに「コンクリートロードはやめた方がいいと思うぜ」などと言われては腹も立ちますよね。で、ここからです、推しシーン。雫の「読んだなあ~!」のセリフとともに独特の電子音が流れ出します。そして、雫が家へ帰って牛乳を飲み、「『コンクリートロードはやめたほうがいいぜ』なによっ!」と言って冷蔵庫を閉めると同時に音楽が止むんです。
この絶妙な遊びがたまらない!!!また、ここで雫は、聖司が言ったセリフと少しだけ違う言い方をするんですよね。映画作品としてつくるなら全く同じセリフにすることもできるのにそれをしなかったという。ここがとてもリアルですよね。人間は人から言われたセリフを一言一句たがわずに言うということが意外とできないものなので。この小さなリアルさがジブリらしくてとても好きです。
次の推しシーン!ここでは、主人公の雫ではなく、彼女に恋心を寄せる杉村に焦点を当てて。夕子から好かれていることを知らない杉村はある一言で夕子を傷つけてしまいます。なぜ夕子が怒ったのか雫に聞く杉村。鈍感で夕子の気持ちに気づかない杉村に雫は「夕子はね、あんたのことが好きなのよ!」と言ってしまうんです。
驚いた杉村は勢いで雫に告白しフラれる、という流れがあるのですが、哀しいのはさらにその後なんです。雫はその後聖司と地球屋で会います。そこですっかり距離の縮まった二人。学校では二人が並んで恋人同士のように歩いていたと噂が流れちゃうんです。きっとこれは杉村の耳にも届いていることでしょう。。。しかもその後!雫の教室に聖司が現れ、みんなの前で雫を呼び出します。告白かと盛り上がるクラス。そんな中ただ一人浮かない顔をしている杉村が画面に映し出されます。なんとも切ない!!!映画を見ている私たち以外に杉村の気持ちを察する人はいないんですよ。このシーンはとても胸が苦しくなります。青春の酸っぱさ、あるいは苦さが表現されているシーンです。
映画「耳をすませば」を見て青春にひたる
今回は「耳をすませば」をご紹介しました。
残念ながら動画配信サイトでは配信されていません。
でもぜひみんなに見てほしい!!!
TSUTAYAさんなんかでレンタルできるので、ぜひご覧になってください。
感想もお待ちしております♪
ではまた・・・
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